撹拌を真空下で行うことにより、短時間で完全脱泡が可能です。真空チャンバー方式の採用により、安定した真空管理を実現しています。
真空計に設定した値で真空制御することが可能です。
透明なアクリル製の蓋を採⽤しています。
運転中にストロボスコープを使⽤することで撹拌脱泡中に材料の流動や脱泡状態が確認できます。 (UV硬化材料の撹拌の場合は対策可能ですのでお問い合わせください）
回転数・撹拌時間・真空時間等の運転レシピを５件まで登録することができます。
登録した異なる運転レシピを連続して運転することができます。
汎⽤容器から特殊容器まで、お客様ご希望の容器に合わせてアダプターの製作が可能です。ディスポカップ（使い捨て容器）⽤のアダプタ―もございます。
あらかじめ材料の⼊ったシリンジをアダプターにセットし⾃転公転の遠⼼⼒で脱泡する事が可能です。
撹拌脱泡した材料を、遠⼼⼒を利⽤して真空下でシ
リンジなどの異形容器に充填することが可能です。気泡が再混⼊することなく、短時間で⾼密度に効率よく充填がおこなえます。（専⽤治具を使⽤）
空気中の酸素を嫌う材料をお使いのお客様向けに窒素を注⼊する接続⼝を追加することが可能です。
記載したアダプター以外にも、各種取り揃えておりますので、ご相談ください。
新規設計製作対応も致します。
| 名称 | 真空撹拌脱泡ミキサー |
|---|---|
| 形式 | V-mini330 |
| 制御方式 | 自転／公転比 一定可変速 |
| 最⼤容量 | 300㎖ |
| 最大積載量 | 330g |
| 真空圧 | 1000pa以下 |
| 電源 | 単相100V±10% 50Hz/60Hz ⼜は 単相220V±10% 50Hz/60Hz |
| 外形 | W353×D430×H476（mm） |
| 本体質量 | 約36kg |
１台のミキサーで、撹拌脱泡処理と気泡が再混入することのない充填処理が可能です。
撹拌する際に材料の温度上昇を抑えたいのですが、方法はありますか？
弊社のミキサーは自転・公転それぞれに回転数を調整できるため、材料に最適な回転数で撹拌し、余計な温度上昇を抑制することができます。また、材料の温度上昇を抑制する容器もございますので、ご相談ください。
脱泡する際に材料が吹きこぼれることはありますか？またその対策は？
自転と公転の力で容器に材料を押し付ける様に撹拌・脱泡しますので、運転中の吹きこぼれの心配はございません。 万が一の場合を考慮して、真空脱泡に対応した容器のフタもご用意しています。
シリンジでの撹拌はできますか？
シリンジの様な内径が小さい容器では材料が流動しにくくなるため、撹拌は難しくなります。
ある程度内径が大きい容器で撹拌脱泡処理を行い、充填専用治具を使用してシリンジに充填することで、撹拌脱泡した材料をシリンジに充填することができます。
