企業情報

社長メッセージ

  • 1996年、Environment(環境)Material(素材)Electronics(電子部品)等、広範囲に関与したいと考え「EME」という名称のメーカーを設立しました。四半世紀が経った今、当初の目標が達成できたかと問われれば、凡人の成せる業と反省するばかりです。

    2000年頃、「液晶滴下方式」という革命的な液晶パネルの生産方式が日本で開発されました。
    この生産方式で使用されるUVシール材は均一な撹拌・完全脱泡・シリンジ充填が必要不可欠でした。
    運やタイミングという天の味方が多少あった様にも思われますが、この生産方式を一早く採用した日本・韓国・台湾・中国等のパネルメーカーに、私共が開発した自転公転式 真空撹拌脱泡装置(高性能ミキサー)及びに高密度真空遠心充填装置(シリンジ充填装置)を展開できたことは計画以上の成果でした。
    今ではスマートフォンやパソコンで使用されるパネルの生産だけに留まらず、広範囲な新素材や革新的部材の開発、生産分野に広く私共の製品が使用されています。

    日本は長い間低成長時代が続いていましたが、ここに来て新エネルギーやカーボンニュートラル、EV等広範囲に新技術が開発されており「全方位戦略」の展開で、再び世界をリードする国に生まれ変わるのではないかと期待しています。

    これからも皆々様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

    代表取締役 今城康隆

会社概要

会社名 株式会社EME
設立 平成 8年 4月 1日
資本金 1,500万円
代表 代表取締役 今城康隆
所在地 五反田総合事務所(本社)
〒141-0022 東京都品川区東五反田1-2-25
TEL:03-3445-0277 FAX:03-3445-0278
URL:https://www.eme.co.jp/
E-mail:info@eme.co.jp
主要業務 【エレクトロニクス分野】 ELECTRONICS
(1)自公転式真空撹拌脱泡ミキサーの製造並びに販売
(2)真空シリンジ充填装置の製造並びに販売

【材料分野】 MATERIALS
新素材の用途開拓

【環境分野】 ENVIRONMENT
UV シール剤の除去用洗浄剤の販売並びにパーティクル管理技術のコンサルティング業務
会社外観
主要取引銀行 三菱UFJ銀行 五反田駅前支店/みずほ銀行 五反田支店
特記事項
1.
平成9年度中小企業事業団の新規開発プロジェクトに弊社提案の「完全密閉式洗浄装置」が採択され、平成9年より3年間開発に従事。「超ミニ真空減圧洗浄装置”BRIDGE21”」を商品化。
2.
平成11年1月4日「大容量真空撹拌脱泡ミキサー」で創造性企業として東京都から10労経計創第1132号の認定を受けた。尚、平成11年UFO-10・UFO-5を開発し、実用化を図った。平成14年度には6リットル×2個掛の大容量の大型真空撹拌脱泡ミキサーUFO-12の実用化を図った。 更に、平成16年度には18リットル×2個掛の世界最大容量の真空撹拌脱泡ミキサーUFO-36の実用化に成功した。
3.
最新液晶パネル製造方式(滴下方式)に対応した弊社の「遠心力による真空シリンジ充填方式」が市場に広く採用された事が認められ、第8回アドバンスト・ディスプレイ・オブ・ザ・イヤー 2003において製造装置部門 優秀賞を受賞した。
4.
平成28年12月 上記(3.)と同一の理由により「蔵前ベンチャー賞」を受賞した。
主要取引銀行

沿革

1996年(平成8年)
4月1日株式会社EME設立
1997年(平成9年)
中小企業事業団より新規3ヵ年プロジェクト「完全密閉式減圧真空洗浄装置」の開発支援を頂き「超ミニ真空減圧洗浄装置“BRIDGE21”」を商品化
1997年(平成9年)
自公転式真空撹拌脱泡ミキサーVMX-360を世界に先駆けて商品実用化
1999年(平成11年)
「大容量自公転式真空撹拌脱泡ミキサー」で東京都より創造性企業として10労経計創第1132号を認定
2002年(平成14年)
大型自公転式真空撹拌脱泡ミキサーUFO-12、UFO-S16を実用化
2003年(平成15年)
第8回アドバンスト・ディスプレイ・オブ・ザ・イヤー2003で自公転式真空撹拌脱泡ミキサーが製造装置部門で優秀賞を受賞
2004年(平成16年)
世界最大容量自公転式真空撹拌脱泡ミキサーUFO-36(18リットル×2個掛)を開発・商品化
2005年(平成17年)
CEマークを取得(VMX-N360)し、英国ケミカルメーカーに納入
2006年(平成18年)
超小型・軽量(33kg)の卓上タイプ自公転式真空撹拌脱泡ミキサーV-mini300を開発・商品化
2007年(平成19年)
本社事務所を東五反田に建設、実験室を併設
2007年(平成19年)
韓国 FINE CO., LTD.と特約代理店契約/実験センターを設立
2009年(平成21年)
台湾 Britnix Advanced Technology Corpと特約代理店契約/EME台湾 実験センターを設立
2010年(平成22年)
中国 千代田工販(無錫)環保科技有限公司と特約代理店契約
2011年(平成23年)
「流体充填装置」(遠心力充填機:VCF)の国際特許取得
2014年(平成26年)
大気圧仕様ミキサーシリーズを開発・商品化(A-mini350、UFO-A1.5~UFO-A30)
2014年(平成26年)
高密度遠心充填機VCFシリーズを開発・商品化
2016年(平成28年)
真空ミキサーの実用化と液晶ディスプレイ分野や新素材の開発分野への貢献に対し、「蔵前ベンチャー賞」を受賞
2017年(平成29年)
本質防爆仕様の大気圧撹拌脱泡ミキサーUFO-A25を開発
2018年(平成30年)
液晶脱泡機DLV-36(1リットルボトル×18本×2室)を開発・商品化
2021年(令和3年)
本質防爆仕様の真空撹拌脱泡ミキサーUFO-25を開発
2022年(令和4年)
Agペースト等、高比重ペースト類の真空撹拌脱泡機V-mini550を開発

製品の歴史

近年、新規化学物質や新素材(高機能材料やハイテクマテリアル等)は毎年数十万種以上が開発されていると言われています。
新素材にはレアメタル(希土類)等を微量に添加することで変換効率や輝度等が大幅に改善されることなどが知られています。又、ナノ粒子の出現により、例えば銀ペーストの導電率が大幅に改善され、融点を大幅に低下させる等、数々の革命的とも思える現象が出現しています。それに伴い素材を均一に撹拌・分散させ完全脱泡することが極めて重要となり、これを実現する為には物質にかかる自転・公転の遠心力を任意に変更できることが不可欠となっています。
そこで開発したのが自転・公転独立可変速の第4世代メカニズムを搭載したUFOシリーズです。
このUFOシリーズは更に自転と公転の回転方向を同方向にした層流撹拌と、真空による完全脱泡を可能にした画期的な製品で、今では新素材の開発に不可欠な製品となっています。
更に工夫をこらしたのは、シリンジへの充填です。
せっかく真空下で完全に撹拌脱泡しても、高粘度材料ではシリンジに充填するときに泡が再混入するという問題があり、これには遠心力でシリンジに充填する新方式を考案して問題を解決しました。 この充填方式は液晶や有機ELの製造工程を始めとした各種エレクトロニクス分野で幅広く利用されています。

今後ともお客様のニーズを積極的にくみ取り、新素材の開発に貢献していきたいと考えております。 皆々様の一層のご指導をお願い致します。

統計データ

  • 販売構成比
    これまで培ったノウハウでEMEの装置は
    多くの業種でご利用いただいております。
    統計データ
  • 国内外販売比率
    国内はもとより、海外でも多くの大手企業に採用されております。
    統計データ

海外販売・メンテナンス拠点

実験センターテストサービス/経験豊富な専門家が対応

デモ機貸出サービス/貴社で撹拌・脱泡をお試し

小型機から大型機まで各種自転公転式ミキサー/充填機をカタログに掲載

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(土・日・祝日・年末年始・夏季休暇を除く)